友達がフェイスブックで、何故みんな自民党に票を入れて自民党が再選したかについて問うていた。
その人の主張では自民党は原発を使う、自衛隊を軍にする、消費税を上げる・・・を問題視しているらしい。
ので、それを踏まえて、自分なりに自民党支持理由を考えてみた。
もちろん、これをもって、人の意見を変えようとする意思はないし、自民党支持者一個人の見解として見て頂ければそれで幸いである。
■まず原発については民主党及び自民党、両党ともに削減を視野に入れている。民主党は2030年までに原発ゼロを公約として掲げ、自民党は10年以内に新たなエネルギー安定供給構造を確立し、原発の再稼動の可否については3年を目標に結論を出すとしていて、両党とも再生可能エネルギー発電の導入を支持している。すなわち、自民党だから原発ゼロにならないと言うのも正しくなく、民主党だから原発ゼロを実現できると言うのも必ずしも正しいとは言えない。目標設定年数やその方法に相違点があれど、両党が原発に頼らない電力供給を目指す事は同じである事を踏まえ、個人的には、日本の経済や国益をより現実的に考慮している自民党を支持した。
■自衛隊の国防軍化については、これは日本が所謂普通の国になる第一歩である。現在の自衛隊は、他の国には軍として認識されているのにも関わらず、国際法によって与えられた権利を使えるのに使わず、中国や韓国に対して随分と弱腰対応を続けている。こういった事実を中国や韓国ににつけ込まれ、中国による領海領空の侵犯、竹島の不法占拠等を許してしまっている事実と、それに対して大した”主権国家らしい”対応をしてこなかった事実を踏まえ、このような外交政策を自衛隊をもってしてきた民主党よりは、国防軍としてそれらに真っ当に対処しようとする自民党の方が、個人的には、頼り甲斐があると思い、自民党を支持した。
■消費税については、2012年の夏に民主党・自民党・公明党の3党が消費増税法案の成立させる事に同意した事と、民主党の野田総理大臣がもし自民党が増税法案の通過を援助すれば衆議院解散をすると示唆した事によるもので、一概に自民党だから消費税が上がると言う訳ではなく、論点はその使い道であるが、多少過程は異なるものの両党とも社会保障に充てるとしている。以上の事から、個人的には、消費税に関する問題は民主党と自民党のいずれかを支持する場合に考慮しなかった。
■以上の3点とは別に自民党に期待する事は、民主党よりもより慎重且つ国益重視なTPP加入への姿勢であり、自国の領土すら積極的に守ろうとしない民主党よりは非常に頼り甲斐があると思った事がTPP経済面での自民党支持理由で、軍事面でも、自民党であれば、自衛隊を国防軍化した場合に他国とより連携する事が可能で、これはより環太平洋の安全保障、すなわち日本の安全保障に結び付くのではないかと思った事から、自民党を支持した。
■他には戦後レジーム(戦後他国によって作られて脱却すべき体制)を終わらせられるのは明らかに民主党でなく自民党であると言う事。偏った教育ばかりを提供しようとする日本教職員組合意、通称”日教組”と繋がりが深い田中真紀子が文部科学省大臣に選ばれるなど、民主党にはそれを改善或いは終わらせようとする気配がないと言うこと。
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