何故勉強をするのかに関しては大学生ともなれば分かっているはず。
「大学には行くものだ」と言う風習は少なからずあるにせよ、勉強したい事をある程度選んで進学するものである。
しかし、小学生が勉強をする意義を見出すのは至難の業である。
将来の目標が早くも定まっているのは非常に稀であり、例えそうであっても、では何故関係のない教科も勉強しなければならないのか。
自分は「一通りの教科をある程度勉強しておけばいつか何かの役に立つだろう」と思っていた。
結果的に、ある程度の内容についてはある程度の話が出来るようになった。
雲が出来る高度は飽和水蒸気量に関係してるとか、大抵の人は忘れてしまっている中学生の理科のレベルの話。それを覚えておくだけで、理科や科学系の道に進んでいる人と一歩進んだ話が出来る。
それが実際に人生に役に立つのか。一言で言えば答えはNOである。
しかし、その知識を役立てられるかどうか、或いは意味のあるものなのか。答えはYESだ。
いざと言う時の判断力は情報力に懸かっている。
情報量が多い人ほどとっさの判断力に長ける。
しかし、どんな情報が実際に役に立つか分からない。
だから何事も知っていた方が得である。
もし自分が小学生に「何故勉強をするのか」と聞かれたらこう答えたい。
もっと、柔らかい表現で。
勉強をもっとしてくれば良かったと言う後悔から、
こんな事を考えていたある日の日記でした。
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