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思った以上に私のブログを見て下さる方が多いようで…一度は廃止と決めたこのブログをもう一度書こうと思います。(きっと)
と言う事でよろしくお願い致します。

11/5/2012 毎回写真をアップするのは大変なのでやめる事にしました。ついでにブログの名前も変えました。写真のアップはコチラのブログでやっていきます。当初決めていたルールも崩壊。

Sunday, July 15, 2012

ワシントンDCでのインターンシップ28日目:真面目で夜遊びな日

インターンの背中達

第六週目の金曜日、つまりインターンシップ28日目の日記。

朝からオフィスに行き一日中日本の原発問題について調べていた。新たに分った事はあまりないが、ひとまず脱原発による火力発電への移行による余分直接予算およそ3兆円(*1)ということ。これは石油の輸入増によるもので、電気代が上がったりなど、間接的なものをすべて含むともっとすごい金額になる。そして一度は稼動原発ゼロとなったわけだが、つまり石油輸入も増え、日本のお財布はというと実際に石油費で2兆6千億円増加により平成23年度貿易収支は31年振りに赤字(*2)となった。

*1:2012年5月4日、msn産経ニュースより。
*2:2012年6月21日、msn産経ニュースより。

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自分は短期的な原発続行には賛成であり長期的な目で見れば脱原発派です。
何故短期的には原発は続けるべきかというと、経済停滞不景気デフレーション日本は、今原発をやめる事は非常にタイミングが悪いと思う。今脱原発すると経済的ダメージが非常に大きく、日本は本当にこの経済低迷から抜け出せない。簡単に言うとそういうこと。
そして何故長期的には脱原発かというのは単純で、今脱原発運動をしている方々と同じような意見だと思う。どんな発電方法も事故が起これば危険なものになるが、その中でも原発はそういった時の危険度が高い。そして資源の問題。原発も火力発電も使えば減る資源、つまり枯渇性エネルギーといって、ウランや石油などが含まれる。そういった資源を使い切るわけにもいかないし、使い切ったら、つまり枯渇したらどうするかと言う問題。そして原発はいざと言う時にそして火力発電は常に環境に悪影響を与える。それを踏まえれば原発も火力発電もやめた方が良い。いつかは実現させるべきだ。
つまり短期的続原発、長期的脱原発というのは、原発無しでも経済に影響がなくなるまたはその他の再生可能エネルギーで供給電力を補えるようになるまでは原発が必要だと言う事。もちろん再生可能エネルギーでの発電は常に研究を続けるべき。

「日本の技術なら自然発電で充分な電気を発電できて原発なんていらねぇんだ」と叫んでる人をインターネットの動画で見た。もちろんそれは信じる。日本の技術は世界一。ただ、コスト面、現実性はどうだろうか。その叫んでいた彼はそこまで考えているのであろうか。一方的な情報だけを聞いて感化されてはいないだろうか。彼だけじゃない。日本全国民、冷静に情報を得られているだろうか。政府の情報開示不足?メディアの過剰な反応?それはあるかも知れない。しかし、一番大切なのは、国民が得た情報でどれだけ世の中を冷静に判断できるかと言う事だ。つまりメディアや情報の一部だけで感化されてはならないし、ただただ感化されていくだけでは誰も先を読めず、ただただ目の前の事しか考えられなくなる。それが今日本が掛かっている病気なんじゃないだろうかと思う。

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原発問題は奥が深い。色んな規模(国・地方・団体・個人)で色んな意見があって、色んな見解があって・・・。全てを知るのは無理だが、単純に原発があるかないかでどうなるかを考えた方が良いのかも知れない。あればどうなるか、なければどうなるかだ。こうやって考え方を絞ることによって自分自身が混乱しなくなる。原発について調べる目的を常に持ってないと、情報が多すぎて自分が何してたか分らなくなってしまう。

そんな原発の事を5時間以上は調べていたのではないかと思う。他のインターンがオフィスを出る頃に夜のパーティに誘われた。TGI FridayまたはTGIFと言う言葉がある。Thanks God It's Fridayという意味で「やった金曜日だ!」と言う意味。金曜日が嬉しいのは日本でもアメリカでも一緒だな。つまり、もちろん、お誘いには乗った。

プランはAdams Morganの近くのインターン仲間FSCの家にてPregamin'の後、Navy Yardで開かれたTrucherooというFood Truckのイベントに行くというもの。Pregamin'とはPregamingで、「(メインの)Trucherooに行く前に少し飲もうぜ」というもので、Pregameは直訳すると”試合前の”という意味。説明下手で申し訳ないが分って頂けただろう。そのPregameでお酒を飲んだ。

Trucherooが楽しみでお腹を空かして行ったのでビールも2本だけ飲んでおとなしくしていた。Trucherooが終るのは11時でそこまで1時間少し掛かる計算だった。11時に終るとしたら店が閉まるのは10時半とかだろうと思っていた。7時過ぎにFSCの家に到着し、9時過ぎになっていた。他のインターン仲間CODもFSCもラムをラッパしながら飲んでいた。薦められて自分も一口もらった。今回の企画者はFSCだったが、9時を回って少し経った頃、死んだ(酔い潰れた)。自動的にTrucheroo中止。FSCを介護して寝かした後は7人で近くのレストランで夕食。すでに11時過ぎ。その7人のうち1人は彼女(実際は不明)との電話中にその電話相手に対して怒り出し、お金だけ置いて黙って帰っていった。


レストランを決める主導権は7人いた自分達のうち4人いた女子達にあった。彼女達は「あそこはどう?」「いや、私○○食べたいかな」「私はそれより○○がいい」「それより○○で・・・」って全然決まらない。でも日本人女子だったらみんな「何が良い?」って聞きあって決まらないのかな、と想像してみる。日本女子の世界は知らないので何とも言えないが、主張が多いのは少なくともこっちの文化だ。


11時40分か50分か、或いは12時を回っていた頃に、まだFSCの家で飲んでいたインターン達も合流し、バーへ行った。バーと言っても半分はクラブのようなところ。バーの名前はGrand Centralである。ニューヨーカーにとってはややこしい名前である。踊り方が分らないままなんとなく人を真似しながら盛り上がった。盛り上がろうとしてた。多分ビールは5本くらい飲んだ。


ダンスゾーンでは、男は股間を女はお尻をすりすりしながら踊ってる(以下、すりすりダンス。筆者命名)人が多かった。インターン仲間(女)も後ろにいた知らない男とやってた。でもその男がその女に触ろうとしたら、そのインターン仲間はDon't touch me, ok?って怒ってた。つまり、すりすりダンスは面識がなくてもするものだということだ。知らない男の股間にお尻をすりすりしても、それ以上はだめだと言うことだ。そうやって理解しながらも”それ以上”と”それ以下”の区別が全く分らなかった。しかし気にしない。きっとクラブでのダンスだから良いのだろう。たまたま後ろに来た人と一緒に揺れながらすりすりするのが主流らしい。自分も後ろに来た誰かにやられた。逃げたけど追われてやられた。無理やりやられると腰が痛い。


インターン仲間達みんな良い気分で踊っていた。色々な歌が流れみんな歌ってた。自分も歌詞が分らないので口パクで参加。そこにいたインターン仲間達ののうちの1人KYL(男)はかなり酔っていた。ひとりでヘッドバッド連続。それも面白かったが、彼の後ろにいたおじさんにお尻ですりすりダンスしていた。おじさんの顔は「なんだこいつは!?」で、おじさんと踊っていたのはきっと彼女さんで、その彼女も「なんだこいつは!?」って、それはそうだよな。しかしKYLもまさか男に自分の尻をすりすりしてるとも知らず、むしろ自分が何をしてるかも知らないだろうが、結構長い間それをしていた。今思い出しても笑ってしまう。


バーは2時には切り上げた。ワシントンDCの電車は平日は午前3時まで動いている。意外と早く電車が来てくれた。3時過ぎには寮に帰れた。寝たのは4時過ぎだが。

楽しかった。


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