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思った以上に私のブログを見て下さる方が多いようで…一度は廃止と決めたこのブログをもう一度書こうと思います。(きっと)
と言う事でよろしくお願い致します。

11/5/2012 毎回写真をアップするのは大変なのでやめる事にしました。ついでにブログの名前も変えました。写真のアップはコチラのブログでやっていきます。当初決めていたルールも崩壊。

Wednesday, July 18, 2012

ワシントンDCでのインターンシップ31日目:マイペースな一日

Storm

ワシントンDCでのインターンシップ31日目。
今日は嵐がすごかった。

今日は目覚めと同時にぎっくり腰。むしろぎっくり腰で目が覚めたと言っても過言ではない。ベッドの変なところで寝ていたのだが、腰が痛いのをふんばりなんとかベッドのちゃんとしたポジションへ移動。気付いたらそのまま寝ていた。起きたらなんと12時をまわっていた。

リサーチがお仕事であって、調査書を期日に収めればそれで良いので毎日オフィスに行かなくても良いのが実際のところ。ただ、メリハリをつけるために毎日行くようにはしている。そんな今日はもうオフィスに行く気にもならなかった。自分の部屋で報告書を1枚仕上げ、調査書の作業へと移った。4時になるころ、せっかく良い天気なのだからカフェにでも行って仕事をしようと思い、着替え始めた途端に外で雷の音が鳴った。タイミング悪い。一時的なものと思い外出を先延ばしにした。

嵐は物凄いものだった。写真(上)を見て分かるか分からないか分からないが、豪雨が非常に強く、雷が常に鳴っていた。ただ雷がなるのではなく、どっかに落雷したのではないかと思うような音が何回も何回も鳴り響いていた。そんな豪雨と雷の音の中、サイレンが高く響いた。1台や2台でなく、4台か5台は聞いた。それがまた事態の重さを物語っていた。普段は雷に動じない自分も何回も外を窓越しに確認していた。

そして雨が止んだ頃にはもう外出する気も失せていた。そして映画をひとつ観て、仕事に取り掛かろうとして腹が減り、夕食を食べた。

マイペースで非生産的な日。

先週の終わりに大勢の日本人が自分の住む寮に越してきた。なんの団体かと気になっていたのだが、前日、野球観戦のあとに声を掛けてみた。すると、なんとかと言う留学斡旋会社を通してアメリカ留学をする人たちで、それぞれ学校に行く前にESLをインターナショラルスクールで勉強すると言ったもの。この学校で勉強しているわけではなさそうだ。

最初は留学についての質問攻めだった。学校はどうか、英語の発音について、アメリカの文化的な面など色々。その後に気が付けば政治のお話に変わっていた。きっと、政治とか経済とか社会問題の話になるとつい深く突っ込んでしまう自分のせいだと思った。しかし、男女2人ずつと話したのだが、大学編入の彼は良いとしても、高卒の彼女が政治などに興味を持っていたことが喜ばしい。やはり自分の国の事、気にせずにはいられないはずなんだと自分の中で言い聞かせ勝手に満足。

政治離れの原因はややこしい政治制度にもあるとは思うが、それ以上に教育が足りないのではないかと思う。何故将来の国を担うであろう子供たちに将来の国を担えるだけの考察力を持たせる教育をしないんだろう。いや、してるのかも知れない、でも、不徹底だ。全員が全員、最低限の事は除いて、政治的知識を身につける必要はない。ただ、政治や政府、国や世界、経済を、自分の立場をちゃんとわきまえて冷静に考察できる力は鍛えられるはずだ。

その彼女が台湾独立に賛成だって言ってたのはおもしろかった。日本人で中国と台湾の関係を深く知る人は少ないと思う。彼女は高校の卒業に向けて論文を学校で書いたらしい。そういう教育方法には賛成だ。もし自分が先生になったらそういう教育方針でやる。論文は考えないと書けない。コピペは絶対させない。などなど。

恥ずかしながら本日になって国が脱原発政策をしている事を知った。各企業が再生可能エネルギー発電に参入しているのはビジネスレベルでのエネルギー確保かと思っていた。しかし、各企業がソーラーなどで発電した電気は電気会社に一定金額で買い取られる。買い取り金額は高めに設定しているため、火力発電の3倍程度もコストの掛かるソーラー発電でも企業が参入しやすくなるようにサポートされている。だがこれはつまり、電気会社が高値で電気を再生可能エネルギー発電参入企業から買い、それを市民に送電すると言うものであるので、電気代が大幅に上がると予想される。

以前に述べた短期的続原発長期的脱原発とはこれにほぼ当てはまる気はする。結局のところ大飯原発は再稼動したし、自然可能エネルギーへの参入も前よりは増えてくるだろう。そしていつか、再生可能エネルギーだけで今まであった原発分を賄える様になったときが本当に脱原発の時期なのかも知れない。今のところ、数々の企業の参入により原発2基分の電力はその再生可能エネルギーからの買取で賄えるとの計算らしい。全て同時に稼動してないとは言え、もともと50基あった原発、先は長そうだ。しかし確実な一歩ではある。ただ心配するのは経済面。家計への電力の値段増加は単純に購買力を下げる。長年黒字で日本を支えてきた電力会社も高価な電力買取により経営もやや苦しくなるだろう。

国民とはなんなんだろうかと考える。少なくとも今は、たまたま同じ国に生まれた欲のある人間達が自己の利益のために口論しているようにしか見えない。否定し合い利益を求め合うのが国民でなくて、いざと言う時に国が存続するように助け合うのが国民であると信じたい。だから、国民とは国籍に基づくものじゃないんだと思う。本当にその国にとって良い事を望んで、その国の将来を個人的利益関係なく純粋に心配できて、いざと言うときには自分も何か出来たら良いなと自然に思えるのが国民なんじゃないだろうか。

なんて事考えながら、今の日本は真の日本人でなくとある国々から来た偽の日本人がこの国を蝕んでいるんだという事を考えると悲しくなる。その点はいつかまた触れたい。


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