ワシントンDCでのインターンシップ16日目：普通でもしっかりな一日

ワシントンDCでのインターンシップ16日目の日記。
写真はカメラ、PENTAX K-r用に買ったリモコン。




カメラのリモコンは夜景をブレずに撮れるようにするために購入。フロリダ、カリフォルニア、アリゾナ、ネバダなどを旅行するかも知れないので、その準備でもある。三脚を持っているが、夜景でしかもシャッタースピードを遅くしたいとなると、シャッターボタンを押したわずかな振動もブレの原因となる。いかに衝撃を与えないようにするか、カメラに触らずに撮れないものか・・・。そう考えた時にリモコンの存在を思い出した。ペンタックス製のリモコンは$30弱するが、これは$10ほどで買えた。そしてちゃんと動く。


さてさてもう16日目となったワシントンDCでのインターンシップ。今日は普通で、でもしっかりした一日だった。前夜に思い出したことがある。それがインターンシップ期間の目標。それは、毎朝7時に起きる事と名刺を沢山配る事だ。先週一週間はどちらも忘れてしまっていた。これは良くないと、今日はちゃんと7時に起きて、名刺も配ろうとした。

7時に起床し8時半にはオフィス周辺に着いていた。朝ごはんを食べるかどうか悩んでいた。コーヒーだけ買おうか悩んでいた。しかし、あのおいしいベーグルが忘れられず誘惑に負けて朝ベーグルを堪能。おいしい。朝から飲む苦いアイスコーヒーがたまらない。朝コーヒーと昼ビールはいつでも幸せにしてくれる。

11時頃までオフィスでブータンの調査書の最後の編集をして講演に向かった。最初の講演は国際原子力機関について。核拡散防止条約批准国について触れつつ、今の国際原子力機関をより強くするかなどを細かく説明していた。例えば予算をどのように集めるかなど。

正直、期待していたのは核拡散防止条約や包括的核実験禁止条約を強化するために国際原子力機関がどうすべきかと言うのを期待していたが、実際には国際原子力機関の機関としての機能向上についてだった。つまり、国際原子力機関の機能よりも、期間であるために向上すべき事だった。少し残念だが、前者にも多少触れていたので良かった。

その講演の後は北朝鮮のイギリス大使館の北朝鮮での日常生活のような講演にいった。おもしろかった。北朝鮮国内の写真などを見せながら北朝鮮での日常生活を話していた。話の内容は政治的でも経済的でもなかった。純粋に楽しんで聞いていた。特に興味深かったのは、北朝鮮の人達は中国人を猛烈に嫌っているということ、昔日本から来た自転車が今の北朝鮮の田舎で大活躍していることと、中国は北朝鮮を支援しているが実際に北朝鮮国内への影響は少ないという講演者の見解。北朝鮮の一国しての問題等は常日頃から騒がれ注目されるが、国内の情報などはほとんど入ってこない。特に日本は北朝鮮と正常な国交関係を持っていないので韓国からの情報に頼っているように思えるが、今回は実際に北朝鮮に住んでいるイギリス人の生の声だったということで、聞くそのほぼ全てが新鮮だった。

北朝鮮の方の講演でたまたま隣に座ったのが日本人の方だったので、講演後に声を掛けた。講演が始まる前にすごく軽く挨拶をしたからと思って、あいさつをするときに「改めまして」と言ってしまった。そのせいかあちらは「お久し振りです」と言ってきた。自分が会った事ある人かない人か分らなくなってしまい、準備した名刺を渡さずに少しだけ会話をして終了。後で思った。あの人には過去に会ったことがない。結果、名刺を1枚配り損ねた。

そんな講演を2つ聞いた後は少々カフェにて来月の部屋探し。見つからない。なんとしてもココを出たいのに。見つからない。引っ越すなら急がないといけないのに。

今日の夜ご飯はすばらしかった。

レトルトご飯とさばの缶詰。久し振りに家庭の味を食べた気がした。缶詰だけど。普段、食について困ってるからこういった日本食がとてもおいしい。缶詰だけど。ご飯を2パックも食べてしまった。だが今日はビールは飲んでいない。コーラも飲もうとしたが飲んでない。せめてもの節約、お金もカロリーも。今日はお昼ご飯を食べてないからね。