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思った以上に私のブログを見て下さる方が多いようで…一度は廃止と決めたこのブログをもう一度書こうと思います。(きっと)
と言う事でよろしくお願い致します。

11/5/2012 毎回写真をアップするのは大変なのでやめる事にしました。ついでにブログの名前も変えました。写真のアップはコチラのブログでやっていきます。当初決めていたルールも崩壊。

Wednesday, July 11, 2012

ワシントンDCでのインターンシップ25日目:色々考えさせられた日


ワシントンDCでのインターンシップ25日目の日記。
写真は今日の昼ごはんのカレー。思った以上に金額もしたし量も多かった。でもおいしかったのでOKとする。

今日は早めに昼ご飯を食べて出勤。しばらくするとインターンシップのミーティングが始まり、前日の中国の強制中絶問題について話そうと思った。他のインターン達も同じ講演に参加していたらしく、話題はこの問題でディスカッションが始まった。

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昨日は中国で起きている人権侵害強制中絶問題について驚愕した。今日のインターンシップのミーティングで、中国からのインターン(以下CD)がこんなことを言っていた。
「彼女は強制的に中絶させられたかも知れないが、それは彼女が政府にお金を払う事を拒否したからいけないんだ。」「彼女はきっと地方出身でお金がなかったんだろうね。」「強制中絶は非人間的という人がいるが、法律を破ったのだから仕方がない。」「(講演で話をしていた人たちに対して感想を述べたとき)我々中国の立場(考え方)も考えて議論してほしかった。一人っ子政策は国の方針で、逆らえば罰があることは当たり前で、なんら問題はない。」etc...
ちなみに、中国の一人っ子政策の下、第二子を持ちたければ収入の何倍かの金額を政府に払えば許される。金持ちならば貯えもあるかも知れないし、他の貧困層に比べれば安いものかも知れない。だが、貧困層にそれだけの金を払えと言うのが無理である。払えないなら子を捨てろと言われて、本当に捨てられるだろうか。中国人も人の子だ。人の子でないのは政府だ。

百歩譲って、彼女が違反金を払わなかった故の処罰としても、それで政府が中絶を強要することは許されないと思う。一人っ子政策はまだ良いとしよう、だが、それの違反者への政府の行動が非人間的過ぎる。一人っ子政策で人口そのものは減ったが、生まれた問題は多すぎる。


法律と言う面では強制中絶は中国では許されるだろうが、人権と言う面で世界が黙っちゃいない。だからこうやってアメリカでも審議されているわけだ。


CDはきっとお金持ち出身だと推測する。貧しくてお金が払えなかったから仕方がないという言動もそうだが、CDは中国で4大学を卒業し大学院のためにアメリカにきていて、その院での単位を稼ぐためにワシントンDCでインターンシップをしているのだ。お金持ち全員がそうではないが、一部のお金持ちがそういう考え方を持つ傾向が中間所得層と貧困層より多いのは否定できないと思う。

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そうやってミーティングは終わった。英語だろうとなんだろうと、もっと発言できるように頑張りたい。

ミーティングがあったのでこの日に予定していた講演はインターネットで参加することとしたが、インターネット環境のせいか、向こうのテクノロジーの問題か不明だが、映像が途切れ途切れで何の話をしているか全く分からなかった。よって、急遽中止とした。

その後はこれから自分に始まろうとしている就職活動とやらについて少しだけ考えていた。ひとまず、履歴書を書く準備くらいはしておこうと思った。そこで役立ったのがこのサイトで、履歴書のテンプレートのダウンロード、書き方の説明などなどが載っている。書き方や、分かる内容くらいは用意しておきたいと思う。

そうこうしていると4時半になった。すると皆がそわそわしている。6時から授業があるのでその前にバーのハッピーアワーで飲もうと言う事。本当に彼らは飲むのが好きだ。自分も含めて。ユニオンステーションのLounge201とか言うお店に10人近くで行った。5時からのハッピーアワーに5時ぴったしに押しかけた。みんなひとまずビールを一杯。自分もビール一杯とポテトを頼んだ。飲んだビールはおいしかったが名前が分らない・・・。それを飲み干し同じものをまた注文。ポテトを堪能。するとロシア国籍のインターン仲間ショットをしようと提案。7人くらい参加。もちろん自分も含まれる。普段おとなしくなりがちだから、ノリの良い所見せねばと思ったので。最終的にビール2杯とショット1杯とポテトを体にチャージして授業へ向かった。酔っ払うほどではないが、さすがに必要以上に体が熱く感じ、気分は良かった。

授業中はもちろん眠かった。しかし、自分はだからと言って集中しない人ではない。集中する努力はした。眠かった。

授業が終り建物を出ようとすると豪雨。皆で屋根の下で待機。少し弱くなったのを見計らって駅まで早足。普段はバスで帰るのだが、降りるバス停に屋根はなく、もしバスを降りるときに豪雨になっていたらかなり濡れてしまうと思い、豪雨だった場合に駅で雨宿りできる電車で帰ることを選んだ。駅を降りると軽く雨が降っていた。表現が下手で申し訳ないが”雨”と”小雨”の間位の雨だった。ので雨宿りはせず歩き出した。途中で雨は強くなり大粒になった。豪雨とまではいかなかったが結構降っていた。スーツでびしょびしょになりながら帰って来た。

2つ疑問がある。1つ目は「何故毎日天気予報は嵐が来るかもしれないと伝えて、実際には2日に
1回来るのか」。2つ目は「何故自分が傘を持ってないときに限って雨が降り、持ってるときに降らないのか」。前者は単純に、天気予報にもっと正確になってほしいと言う要望である。後者は単純に、自分が運が悪い事を天気のせいにしたいだけである。

寮に帰ってきて原発の調査書について考えていた。調査書の内容と言うよりは、その調査書を作る過程で思った事だ。原発も問題かもしれないが、そこから見える政府と国民の行動も問題だ。

今日は色んな意味で濃かった一日だと思う。



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