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思った以上に私のブログを見て下さる方が多いようで…一度は廃止と決めたこのブログをもう一度書こうと思います。(きっと)
と言う事でよろしくお願い致します。

11/5/2012 毎回写真をアップするのは大変なのでやめる事にしました。ついでにブログの名前も変えました。写真のアップはコチラのブログでやっていきます。当初決めていたルールも崩壊。

Saturday, June 23, 2012

ワシントンDCでのインターンシップ15日目:最悪だけど得たものがあった日


ワシントンDCでのインターンシップ15日目の日記。
上の写真は住んでる寮の近くの教会。教会の名はBasilica of the National Shrine of the Immaculate Conceptionだそうだ。長い。

教会の名前も長いが、今日の日記も長くなりそうだ。

”ついに”そして”もう”金曜日。今週は忙しくなかった。反省。与えられる仕事が少ない分、自分で自分のスケジュールを管理し、自分にある程度の忙しさを保たせ、自立しなければいけないインターンシップ。そういう面では、今週は最悪な1週間だったと思う。

朝は10時から講演があったが10時に起きてしまった。もちろん講演には出ていない。別に問題は何もない。出ても出なくても誰も気づかないし、誰もそれについて問わない。逆それが問題でもあるのだが、一番問題なのは自分自身。言われないと出来ない人間になってしまう。今日の事はすごく反省したいと思う。

朝のバスを待ってるときに音楽が聞こえてきた。どこからの音楽か分らないが、今日の教会には大きなアメリカの国旗が飾られていた。


携帯で撮ったので見辛くて申し訳ない。今日は何かあるのだろうか。

バスを待っていたが猛烈な便意により住んでいる寮の学校に戻った。一番近いトイレに行くとなんと清掃中。違うところを教えてもらいなんとか間に合った。お腹が痛すぎて失神するかと思った。自分から血の気が引くのを感じた。生き返ったその後はそのままバス停に戻った。

2度目のバスを待ってるとき、何を言ってるか分らないおばさんに話しかけられた。訛りなのか分らないが、30%くらいしか理解できなかった。

バスについて質問があるから何かを聞いてきたと思い目的地を訪ね返した。
彼女は何かをだらだら言って、最後に自分で80系統のバスに乗るんだと言った。
・・・なんだ知ってるんじゃないか!
「そっちはどうだ」と聞かれたから、自分も80系統だと言って「なんだ何か分らなくて質問してきたわけじゃないんだね?」と聞くとシカトされた。
すると数秒して彼女はまた口を開いた。笑顔で話しているが全く理解出来なかったが「白人何%、黒人何%、中国人何%・・・・・・私の家計はインド系なんだ」と言っていたのは確か。
・・・なんの話なんだ?
良く分らなかったが、笑顔で話しかけてくるので笑顔で聞き流してた。
すると反対車線のバス停にH2系統のバスがまもなく到着しようとしていた。
彼女は何故か突然走り出し、それに乗って行った。
・・・反対車線の違う系統?終点も違うがそもそも方角も全く違う!
あの人はなんだったんだろうと考えていたら自分の待つ80系統が来た。

まずオフィスに着き、朝の失態を反省して正すべく、来週のスケジュールを考えた。来週はまず3つの講演に登録した。国際原子力機関についてイギリス人の北朝鮮駐在員の話アメリカのテクノロジーと自然資源利用料及び輸入などについての3つだ。どれも興味がある内容。

まず国際原子力機関について気になるのはその仕事と役割。それに加えてもちろん最近の世界の状況も気になる。イスラエルと北朝鮮とインド(と中国)は特に気になるところ。イスラエルも核拡散防止条約非批准だし、北朝鮮は普段から原子爆弾等を巡って世間を賑わしているし、インドはIAEAの介入を許したくないと粘っている。中国は一応公式核保有国となっているが、果たしてそれに相応しい国なのかと言うのが疑問。加えて、今暴走しているシリアの事も知れたら嬉しい。

イギリス人の北朝鮮駐在員の話は興味深い。いわゆる北朝鮮の今と言うものを生の声で聞けたら良いなと思う。対外問題の多い北朝鮮だが、対内問題も絶えない北朝鮮だ。金正日の死からの政権交代、そして若すぎる指導者。クーデターが起こるか起こらないかと騒がれるが、本当にクーデターが起こるのか。個人的にはクーデターを起こしたい人民にそれを起こす力がないと思う。そういう事など全てひっくるめて気になる国。

最後のアメリカのテクノロジーとそれのための資源についても気になるところ。アメリカがどのように資源確保をするかと言うのが知れたら嬉しい。日本も資源確保にはもっと真剣になってほしいと思う今日この頃、最大限に国益を追求し続けるアメリカを何かの参考にできたら良いなと思う。

次週のスケジュールをおよそ組んだところでゲストが話をしに来た。みんなでただ自己紹介をして終わった。なんだったんだろう。その合間にホームページアップロード用に写真も撮られた。自分の写真がインターネットに公開されるのって少し気が引けるね。前の学校でベストアスリートに選ばれた時も学校のホームページに写真が載った。その時は無許可だった。気付いたらすでに載っていた。

その後はブータンの調査書の作成に少しだけ取り掛かった。Economic Freedomと言う概念を盛り込んだ。経済は縛りすぎても縛らなさ過ぎても良くないが、ブータンでは他国よりは多少自由があるようだ。

仕事後はMKとジャマイカ料理屋さんに行った。


こんなのを食べた。左の写真のをMKが、右の写真のを自分が食べた。自分が食べたほうは、Combination Platterと言って好きなのを二つ選べる。選んだのはFricasseed ChickenとCurried Goatで白米をつけてもらった。値段はなんと$17だった。完全な予算オーバー。でもおいしかった。カレーは食べていると段々と辛くなった。また行きたいと思う。お店の名前はTaste of Jamaicaというところ。次回はお値段をしっかり見たい。

その後は来月住む(であろう)お部屋を見に行った。3週間住んでなお不満の募るこの場所を出ようと思っているからだ。見たお部屋は結構良かった。

部屋を見に行ったときに迎えてくれたのはなんとかさんで、日章旗に大日本帝国という字が書かれたTシャツを着た(多分)コロンビア人。会ってすぐに「良いTシャツだね」と言ったらOh, are you Japanese?って聞かれた。彼は2年間三重県に住んでいたらしい。今回も2週間の間日本のスペイン村に行ってその後にラスベガスだかロサンジェルスだかに行って帰ってくるという1ヶ月の旅行に行くそうだ。その1ヶ月の間、部屋を貸したいとの事。

部屋は2LDKでそのうち一部屋を借り、キッチンなどを違うルームメイトと使うと言う感じ。部屋は広く、綺麗で、なんとその玄関から中(つまりキッチンも含めて)は靴を脱いでいる。日本では当たり前だが、アメリカに着てからはそれが嬉しくてたまらない。

自分の後にもう1人部屋を見に来る人がいるそうだ。大日本帝国のコロンビア人っぽい彼が部屋を貸す人だが、借りた部屋を使うのはもちろん大日本帝国のコロンビア人っぽい彼ではない。と言うことで、大日本帝国のコロンビア人っぽい彼の感想を基に、彼のルームメイトが部屋を見に来た2人のうちどちらと住むかを決めるそうだ。なんとめんどくさい。

しかし笑顔で振舞ったのでその部屋を獲得出来る事を祈ろう。普通に話していて楽しかった。良い人だった。

帰りはバスを乗り継いで帰ろうと思ったがめんどくさくなり電車で帰ることにした。実はその部屋、駅がすぐそこにある。電車は快適だ。クーラーが効いている。

駅の中の様子。


そしてついでに電車の中の様子。


写真がブレてしまったようだ。携帯で撮ったのでご愛嬌。

帰りにビールでも飲んで行こうかと考えていたが駅を出てその考えはすぐに消えた。駅の外は凄くジメジメしており風邪も強くなってきて、雨も軽くパラついていた。嵐がくると天気予報は言っていた。


前日の画像なのでTomorrowを参照。この天気予報はあまり当たらないのだが、天気予報を信じず他に信じられるものが無かったので傘を持って行っていた。良かった。

しかし嵐が来ては傘など関係ない。駅を出て嫌な予感がしたのでビールを諦めて帰ろうと歩き出すが雨は本格的になった。傘を出して差した。風が吹く。傘は機能しないし風に耐えられない。傘をたたむ。走る。走る。走る。雨は上からでなく横から降った。前は見えないし、吹き付ける雨がチクチク痛かった。走りながら吐いた唾は真横に飛んでいった。帰り道では風で倒れた木が横たわり電線は切れ、街灯の電球が地面で割れていた。感電しないように大きく回避。走る。走る。走る。寮のシャワーより5倍くらい水圧がある。

やっとの思いで着いた寮。寮の建物に入るために鍵を開けるのだが、そのガラスの扉の向こうでおじさんはびしょ濡れの俺の姿をみて目を逸らし去っていった。部屋に着いた。ネクタイが絞れた。シャワーを浴びたように・・・いや、スーツのまま泳いだように、びしょびしょだった。スーツが濡れるのももちろん嫌だが、パソコンと携帯が心配だったが大丈夫そうだ。鞄が想像以上に水を弾いてくれていた。

TIP. もし電気機器が濡れてしまったらすぐに電源はいれないように。それが原因で壊れる可能性があるから。心配でもしばらく置いて乾かしてから電源を入れるように。

部屋に着いてすぐにシャワーを浴びた。ビールがほしかったが手に入らないのでコーラを買った。お釣りはまた帰ってこなかった。あの自動販売機は$1札しか受け付けずコインは全く受け付けないのに、両替機として使うなって言う張り紙が貼ってあって、しかもおつりは全てコインで返ってくるんだけど、それ以前にお札をお釣りとして返す機能って言うのはないのだろうか。

なぜ両替機として使うなとわざわざ書いてあるかと言えば、$1札を入れてお釣りレバーを引けば25セントコインが4枚返って来るからである。
では、何故そういったときに$1札をそのまま返す事ができないのか。そもそもそこに問題があると思う。
日本の自動販売機が発展し過ぎなのかアメリカ人は”本当に”気にしないのかあるいはそれで儲けているのかは謎だが、理解に苦しむ。

自動販売機ひとつとっても日本が一番。いつかカップラーメンの話もしたいと思う。

この日記を書いていると見に行った部屋の大日本帝国のコロンビア人っぽい彼からメールが来た。なんと、彼のルームメイトがすでに違う人を見つけていたとのこと・・・。振り出しに戻った。
しかしそのままメールをやり取りしていると日本から何か持ってこようか?と聞いてきた。なんて良い人だ。買ってきてもらっても、彼がこっちに帰ってくる頃には自分はまた引っ越しをしないといけないし、そもそも買ってきてもらうのもなんだか悪い気がしたので、ひとまず旅行から帰ってきたら遊ぼうと提案した。と言う事でお互い電話番号を登録しお友達となりました。部屋は手に入らなかったが友達が出来た。友が出来ると言うのは常に良い事だ。

帰ってきてから数時間経つが、嵐が一番ひどい時に帰って来たようだ。今は外を見ても雨すら降っていない。素直にビール飲みに行けば良かった。後悔。

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